生成AIを安全に活用するための革新的特許技術「PAGP」の商用提供開始のお知らせ
生成AIを安全に活用するための革新的特許技術「PAGP」の商用提供開始について
PAGP:Privacy-Aware Gateway Processing
~「個人情報保護」と「専門家品質」を両立する、日本発の革新的AIゲートウェイ~
■ 背景:生成AI活用を阻む「情報漏洩」と「説明責任」の壁
近年、生成AIの業務活用が急速に進む一方で、多くの企業・組織が以下の構造的課題に直面しています。
- 顧客情報・患者情報・人事評価情報などの機微情報をAIに入力できない
- 利用禁止ルールだけでは、シャドーAI(非公式利用)を防止できない
- 事故発生時に、経営として合理的な説明責任を果たせない
政府の最新方針においても、「単なる禁止」ではなく、
技術的な構造によるリスク管理とガバナンスの実装が求められる方向性が明確に示されています。
■ 「PAGP」の技術的核心:「意味保持型匿名化」によるAIゲートウェイ
「PAGP」は、当社が保有する特許第7678633号に基づき開発された、
生成AI利用時の入力段階における安全制御を担うAIガバナンス基盤です。
最大の特長は、従来の単純なマスキングとは異なる「意味保持型匿名化(属性レンジ変換)」にあります。
- 情報を「削除」するのではなく
- 個人を特定できない形に構造的に変換し
- AIが専門的推論を行うために必要な文脈・関係性・意味を保持
これにより、個人情報保護と生成AIの高度な利活用を同時に成立させます。
■ 国のAI戦略「信頼できるAI」への技術的実装
本技術は、令和7年12月に閣議決定された「人工知能基本計画」が掲げる
「信頼できるAI」「営業秘密・個人情報を保護したデータ利活用」の考え方を、
実装レベルで具体化する技術的アプローチです。
生成AIの利用を「禁止」するのではなく、
使われることを前提に、技術で管理・記録・説明できる構造を提供します。
■ 想定される活用分野
「PAGP」は特定業界に限定されない横断的インフラ技術として、以下の分野での活用を想定しています。
- 金融・証券:顧客情報を含むAI分析、リスク評価
- 医療・ヘルスケア:患者データ・健診情報のAI活用、診断支援
- 人事・労務:評価情報・エンゲージメントデータに基づく分析
- 法務・製造・BPO:契約書・品質・取引データの横断的解析
■ 信頼の実績と評価
- JR四国(四国旅客鉄道):健康管理システム「AIヘルスフォーキャスト」の正式導入・継続利用
- 京都大学:ストレス可視化システムに関する共同研究
- 文部科学省:先進的ICT活用事例として採択
- 経済産業省:IT導入補助金 認定ツールとして採択
弊社は、文部科学省の先進的ICT活用事例への採択や、経済産業省のIT導入補助金認定など、公的制度の中で評価実績を有しています。今回のPAGPも同様な普及推進に努める所存ですが、特定の省庁や当局が個別製品を認可・保証するものではありません。
■ 今後の展開
「PAGP」は、企業・組織における生成AI活用に伴う情報漏洩リスクの低減と説明責任を伴うガバナンスの実装を同時に支援する基盤技術です。
今後は、「意味保持型匿名化」を中核とした技術の高度化と、エビデンスデータベースの拡充を継続するとともに、金融・医療・自治体等の高い規制要件が求められる分野での実装を進めてまいります。
フェノジェン・メディカル株式会社は、「PAGP」を通じて、日本における「信頼できる生成AI活用」の社会実装に貢献してまいります。
■ 特許情報
- 国内特許:特許第7678633号「情報処理装置及びシステム」
【本件に関するお問い合わせ・資料請求】 フェノジェン・メディカル株式会社
Email: pagp@phenogen.co.jp